円水社+プラス

四字熟語の愉しみ

「安如泰山」(あんじょたいざん)2024年7月17日
「安きこと泰山の如し」(枚乗「上書諌呉王」など)は安定していて少しも動揺しないようすをいいます。中国五岳のうち東岳と呼ばれる泰山は山東省にあって周囲を圧する山容を誇っています。わが国の霊峰富士の頂上を征してご来光...
「前徒倒戈」(ぜんととうか)2024年7月10日
 最前線の兵士が武器の向きをかえて味方を攻めることを「前徒倒戈」(『書経「武成」』から)といいます。黄河を渡って攻めてきた周の武王の連合軍と殷の紂王の大軍が「牧野」で接した時、殷軍の先頭の兵士たちが武器を逆にして...
「弾丸之地」(だんがんしち)2024年7月3日
「弾丸」は古代弾弓を用いて飛ばした鉄丸や石丸や泥丸といった弾頭のことで、「弾丸之地」(『戦国策「趙策三」』など)は弾丸ほどの狭小な土地のことをいいます。戦いの現場では、攻める側が敵の土地や城や兵力を実際より小さく...

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。