つながっていく風

 

 第4回 にき亭 ■

 

今回はオーベルジュの先駆けとも言われ、
なかなか予約のとれない人気リゾート「二期倶楽部」の直営レストラン
「にき亭」をご紹介します。

那須高原に四万坪の広大な敷地を持つ「二期倶楽部」。
人気の理由は豊かな自然の中でゆったりとくつろげること。
でも一番の理由は、 敷地内の自家菜園「キッチンガーデン」で
丁寧に栽培された「にき菜」と呼ばれる有機野菜を中心に、
地のものなどのこだわりの食材を使って作られた絶品のお料理でしょう。

その「『二期倶楽部』の味をここ横浜でも」というのが、
そごう横浜店のダイニングパーク横浜内にある「にき亭」のコンセプト。

「にき菜」をはじめ、那須高原野菜、放し飼い那須御養鶏卵、大田原の白美人葱、霧降高原牛、茨城県産幻のポーク「梅山豚」などのほか、卵、味噌にいたるまで「二期倶楽部」とまったく同じ素材を使用しているのだそう。

また、最低でも毎月1回、「二期倶楽部」の宮崎総料理長(写真)が味のチェックに訪れているとか。

「なるほど、だからこその美味しさなのね」と思わず納得してしまいます。

それでは、店内をご案内しましょう。

一歩中に入ると、
そこにはガーデンを望むゆったりとした空間が広がっています。
まるで 風が吹き抜けるオープンエアのレストランのよう。

ビルの中とはとても思えない贅沢なつくりです。

そんな「にき亭」の斉藤シェフに今の季節のメニューについて伺いました。

「旬の夏野菜の美味しさをふんだんに味わえるお料理です。
 ステーキにかかっている大根とゆずのソースひとつをとってみても
 丁寧にお作りしています。
 また『にき亭』では、既製品を一切使用しておりません。
 そんな手間ひまかけたぜいたくを、どうぞ味わってみて下さい

写真はランチメニューの満月弁当(\2835)。

お弁当とはいっても内容が充実しているので、コース料理がお弁当箱に入って出てくる感じです。

ランチには他に、半月弁当(\2310)、マンスリーコース(\5250)などがあります。

ちなみに半月弁当と満月弁当の違いは、メインのお料理の違いとか。
半月がシーフード、満月がお肉料理だそうです。


満月弁当(\2835)
ムーンティー付

 

スープにも野菜のうまみが
たくさん溶けています。
染み込んでいくような
身体にやさしい美味しさ。

そもそも、今回「にき亭」を取り上げようと思ったのは、こちらのお店がオープンしてまもない頃、ふとしたことでランチのお弁当をいただいたのがきっかけ。

特に強いインパクトのあったのが、最初に出てきた野菜スティックの美味しさ。
私自身が普段より食事に気を使い、自宅で料理する際にも有機野菜を使用しているので、美味しい野菜は食べなれているつもりでした。
ところが、そこで出てきた「にき菜」はもっと美味しかったのです。
香りが高く、味が濃く、かつ妙な青臭さのない、上質の素材でした。
つけるソースやお味噌も野菜とピッタリ合っていましたし、なによりその後に出てきたお料理が、野菜の味を存分に生かして丁寧に味付けされた、ぜいたくな品々でした。

もちろん今もその味は変わっていません。

月のリズムに合わせたブレンド「ムーンティー」

満月弁当にもついてきた「ムーンティー」。

これは、月の満ち欠けを基にした自然のリズムに合わせてブレンドされたものなのだそう。
昔から月は水と密接な関係があると考えられてきました。人の身体はその8割が水分であるということをベースに、「新月」「上弦」「満月」「下弦」の四つの時期に合わせてブレンドされたのが、この「ムーンティー」だとか。


お茶葉部分の拡大写真
お花が入っていて
ビジュアル的にも美しい

「にき亭」では、その日にあった「ムーンティー」をお料理とともに出しているとのこと。

からだにやさしい「こだわり」はここにもあったのですね。

 

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