円水社+プラス

四字熟語の愉しみ

「大手大脚」(だいしゅだいきゃく)2019年5月22日
 手が大きく足が大きい「大手大脚」(曹雪芹『紅楼夢「五一」』など)といえば、およその察しがつくように、金遣いが荒い、派手に浪費する、節制を知らないことに。六つの財布からひっぺがしたお小遣いで何不自由なく育ったひと...
「江郎才尽」(こうろうさいじん)2019年5月15日
 身近なスマホでも車でも、かつてナンバーワンといわれたものが衰退していく「江郎才尽」の感覚は、だれにもわかるのでよく使われます。 江郎は江淹(字は文通、444〜505)のこと。南朝の宋、斉、粱の三代に仕えた文学者...
「凡桃俗李」(ぼんとうぞくり)2019年5月8日
 大地が温もった春に咲き、妍を争いあう桃や李の姿(李白桃紅)を、凡であり俗とみる「凡桃俗李」(王冕「題墨梅図」から)がいわれます。そこから俗人のすることや平凡な事物や実績のない政治にもいわれます。元末の画家王冕(...

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堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。