円水社+プラス

四字熟語の愉しみ

「抱薪救火」 (ほうしんきゅうか) 2019年11月13日
 薪(柴草)を抱えて火を救う「抱薪救火」(『史記「魏世家」』から)は、誤った方法で災禍を除去しようとするとかえって災禍を拡大させてしまうこと。戦国時代の強国秦の侵攻を受けて次々に城鎮を失った魏は、何度も土地を割譲...
「滄海桑田」(そうかいそうでん)2019年11月6日
 中国では全国をいうのに海に囲まれた日本の「津々浦々」ではなく「四海五湖」といいます。広大な海は変じて桑田(肥沃な大地)となり、桑田は変じて海となる。こういう事態の大転換を「滄海桑田」(儲光義「献八舅東帰」』など...
「削足適履」(さくそくてきり)2019年10月30日
 足を削って履(くつ)に適(あ)わせるという「削足適履」(『淮南子「説林訓」』など)は、いわゆる現実主義の正統派である「実事求是」の立場から形式主義を批判する場合の分かりやすい比喩としてよくつかわれます。不合理で...

円水社+プラス Blog

堀内正範氏

日本丈風の会 代表
Web月刊「丈風」編集人

当社が永く校正で携わった、『知恵蔵』(朝日新聞社)の元編集長、朝日新聞社社友。
現在は「日本長寿社会」を推進する「日本丈風の会」を主宰し、アクティブ・シニアを応援している。 中国研究を基にした四字熟語への造詣も深く、時事を切り口に、新聞や書籍において解説を行なっている。
日本丈風の会ホームページにて、「現代シニア用語事典」も掲載。